二人暮らしにおすすめの間取りは？3タイプの特徴をご紹介！

二人暮らしを始めるとき、どんな間取りが良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。
同棲やルームシェアをするなら、お互いが快適に暮らせる空間を選ぶことが大切です。
そこで今回は、1LDK・2DK・2LDKの間取りごとの特徴と二人暮らしの住み心地についてご紹介します。

1LDKの間取りで二人暮らしをするときの住み心地

二人暮らしにおすすめしたい間取りとして、まず挙げられるのが「1LDK」です。
一般的に1LDKは、8畳以上のリビング・ダイニング・キッチンと居室が1部屋あります。
このような間取りには、以下のような特徴があるので、事前に押さえておきましょう。

同じ時間を共有できる

1LDKの間取りは、コミュニケーションを多く取りたい方に向いています。
生活のほとんどをリビング・ダイニングで過ごす可能性が高いため、同じ時間を共有できるのが特徴です。
同棲生活で一緒にいる時間を増やしたい方は、1LDKの間取りを検討してみると良いでしょう。

生活リズムを合わせられる

二人暮らしで生活リズムを合わせたいなら、1LDKの間取りがおすすめです。
リビング・ダイニング・キッチンと居室が分かれているため、生活リズムが同じなら、寝る時間や起きる時間が遅くなっても住み心地は悪くなりにくいでしょう。
在宅中は一緒に過ごすのが前提となるので、生活サイクルが似ている方に重宝します。

個室はつくれない可能性が高い

1LDKの間取りで注意しなければならないのが、個室をつくれない可能性があることです。
それぞれの個室を設けたいときには、別の間取りを検討する必要があります。
将来的なライフスタイルの変化にも対応できないおそれがあり、ケースによっては引っ越しをせざるを得ません。
子どもを授かる予定がある方は、広い間取りや部屋数の多い間取りを検討したほうが良いでしょう。
しかし、1LDKの間取りは、家賃を抑えやすい傾向にあります。
住宅にかかる費用を少なくしたい方は、間取りや立地を工夫することが大切です。

2DKの間取りで二人暮らしをするときの住み心地

2DKは、ダイニング・キッチンと居室が2部屋ある間取りを指します。
これらの間取りは、一昔前に流行した間取りであり、築年数が経過しているケースがほとんどです。
そのため、広さの割に家賃が低い特徴があります。
二人暮らしを検討しているなら、2DKの間取りも視野に入れてみると良いでしょう。
2DKの主な特徴は、以下の3つです。
それぞれどのような魅力があるのか、物件を探す前に確認しておきましょう。

食事がダイニング・キッチンで取れる

2DKの間取りは、居室とダイニング・キッチンが分かれているため、生活にメリハリが付きます。
食事がダイニング・キッチンで取れるので、室内に料理のにおいが残る心配がありません。
ただし、注意点として、設備が古い可能性があります。
築年数が古い間取りであるため、設備に関しては使い勝手が悪くなるおそれがあるでしょう。
契約前に内覧を済ませ、実際の住み心地を確認してみることが大切です。
内覧時には、写真を撮ったり、サイズを計測したりすると、生活のイメージがしやすくなります。

それぞれの個室がつくれる

二人暮らしでもお互いの個室をつくれるのは、2DKのメリットです。
在宅ワークをしている方にも重宝するため、状況に合わせて適切な間取りを選択しましょう。
このように、2DKの間取りは二人暮らしでそれぞれの時間を持ちたい方に向いています。
また、一緒に過ごすケースでも、書斎や趣味部屋などフレキシブルに居室を使えるのが特徴です。
収納スペースとしても活用できるため、荷物が多い方にも役立ちます。
2LDKの間取りより家賃を抑えられる可能性も高く、低コストで二人暮らしが始められるでしょう。

リビングを設けたいなら居室を活用する

2DKには、リビングがありません。
このような間取りでリビングを設けたいなら、居室を活用することをおすすめします。
居室の1つをリビング、もう1室を寝室にするといった使い方も可能です。
それぞれのライフスタイルに合わせて部屋の用途を変えられるのは、2DKの大きなメリットです。
しかし、居室の1つをリビングとして使ってしまうと、それぞれの個室を持てなくなります。
部屋数は限られているため、優先順位を決めておくことが大切です。
あらゆる条件を照らし合わせて、お互いの時間をつくりたいなら個室利用に、食事の時間を大切にしたいならリビングを設けるなどレイアウトを工夫しましょう。
物件探しをおこなう前に、お互いの条件を話し合っておくのがポイントです。

2LDKの間取りで二人暮らしをするときの住み心地

2LDKの間取りは、二人暮らしの候補としてよく挙げられています。
一般的に、10畳以上のリビング・ダイニング・キッチンと居室が2部屋ある間取りです。
今回ご紹介する間取りのなかではもっとも広く、フレキシブルに空間を活用できます。
2LDKには、以下のような特徴があるので、前もって確認しておくと良いでしょう。

ゆとりのある生活が送れる

2LDKの間取りは、1LDKや2DKと比べると、ゆとりを感じやすくなっています。
リビング・ダイニング・キッチンは10畳以上あるため、二人暮らしでも余裕を持てるはずです。
ただし、基本的にリビングとダイニングの間には仕切りがありません。
空間を区切りたい方は、棚やパーテーションを活用すると良いでしょう。
リビングやダイニングが狭くなるのを防ぎたいなら、異なる印象の家具を配置してみることをおすすめします。
この方法であれば、空間を狭めずにシーン分けが可能です。
二人暮らしでもメリハリの付いた空間で快適に過ごせるでしょう。

子ども部屋が確保できる

2LDKの間取りでは、子ども部屋がつくれます。
2部屋あるうちの1室を子ども部屋にし、残りは夫婦の寝室に活用できます。
子どもが小さいうちは、収納部屋や仕事部屋にもできるため、あらゆるライフスタイルに対応しやすいです。
将来的に子どもを授かる予定がある方は、できる限り広めの間取りを検討することが大切です。
内覧時には、収納スペースも確認しておき、部屋の清潔感が保てるかチェックしましょう。
収納スペースが限られている間取りでは、新たに棚などをおく必要があり、空間が狭まります。
より開放的な空間で過ごすためには、生活スタイルに合った間取り選びが欠かせません。

家賃が高い傾向にある

2LDKの注意点は、家賃が高いことです。
1LDKや2DKに比べて家賃が高めに設定されているため、経済的に余裕のある方に向いています。
2LDKの間取りで家賃を抑えたいなら、エリア選びを工夫しなければなりません。
郊外であれば、家賃が低めに設定されているので、入居者の負担も軽減されるでしょう。
二人暮らしで部屋探しをおこなうときは、何を優先するか条件の整理を済ませておくことが大切です。
家賃が多少高くても広い部屋を選びたい方は、2LDKの間取りを検討するのが良いでしょう。
入居後の失敗を避けるためには、入念な計画が必要です。

まとめ

1LDKの間取りは、二人暮らしで同じ時間を共有したい方や生活リズムが似ている方に向いています。
2DKはリビングがない間取りとなっていますが、居室が2部屋あるため、お互いの時間をつくれるのがメリットです。
将来的に子どもをつくりたいなら、ゆとりのある2LDKの間取りを検討すると良いでしょう。